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通電確認、忘れてない?~自動車部品輸出のお話~
解体自動車から取り外した中古部品は、海外での需要が高く、輸出品として扱われるケースが多くあります。以前の記事でハイブリッドバッテリーの輸出ついての話がありましたが、その他にもオーディオ・ナビ・冷凍機器などの電装品を輸出される際には、通常の中古部品とは異なる注意が必要です。
今回は、自動車電装品の輸出前に押さえておきたいポイントを整理します。
「通電・動作確認」
動作しない電装品は「廃棄物」と判断される可能性があり、「廃棄物」と判断された場合、輸出通関の前に特別な手続きが必要になるか、最悪の場合、輸出できない場合があります。輸入国側でも「中古電装品は動作品であること」を求めるケースが増えており、輸出先での輸入トラブルの回避のためにも非常に重要です。
通電・動作確認を事前に行うことで、正規の中古部品として輸出するための証拠となります。写真や動画など、検査記録を残しておくと通関時のトラブル防止に有効です。
冷凍機器を輸出する場合の追加注意
冷凍車の冷凍荷箱や冷凍ユニットは、一般的な電装品に加えてさらに確認が必要となります。冷凍ユニットにはフロン類などの冷媒が封入されている可能性が高く、その冷媒がオゾン層破壊物質に該当するかどうかの確認が必要です。冷媒が残っている場合、こちらも輸出通関の前に特別な手続きが必要になります。
以下の点は、必ず確認しておきましょう。
- 冷媒名(例:R134a、R404A、R22 など)
- 冷媒の封入状況(残量の有無)
- 冷媒が規制対象かどうか
輸出前に確認しておきたいチェックリスト
以下の項目を事前に確認しておくことで、通関時のトラブルを防止できます。
- 通電・動作確認(写真もしくは動画記録)
- 冷媒の種類(銘板・ラベル・型式から確認)
- 冷媒の封入状況
- 冷媒が規制対象かどうか
- 破損・欠品の有無
- 購入者からの発注書もしくは注文に関するやり取りの履歴
確認ができていないと・・・
- 通関での差し止め
- 廃棄物扱いによる輸出禁止
- バーゼル法違反
- 輸入国での受入拒否
といった重大な問題につながる可能性があります。
安全かつ適正な輸出のため、動作確認と冷媒確認を確実に行いましょう♪
名古屋営業所 柴田