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アンダーバリューにご注意を
今回は輸入時の注意事項、アンダーバリューについてお話します。
アンダーバリューとは
関税や消費税の支払いを安く抑えるために、輸入通関時におけるインボイスの単価・金額等を実際の取引上の金額よりも安く表示させ、実際の取引上の金額にて送金すること。
アンダーバリューは明確な法律違反(犯罪)であり、巻き込まれないよう注意が必要です。
違法性と罰則
- 刑事罰: 意図的な低価格申告は「関税ほ脱罪(10年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金)」や「虚偽申告罪(5年以下の懲役もしくは1,000万円以下の罰金)」の対象となります。
- 行政上のペナルティ: 不足している関税や消費税の追徴課税に加え、過少申告加算税(10〜15%)や、悪質な場合の重加算税(35%)が課されます。
輸出者が好意で書類上の価格を低く記載し、輸入者が気付かずにその書類を正しいものとして使用・通関業者へ提出してしまうこともあるようです。しかしながら輸出者や代行業者が勝手に低い金額で書類を作成した場合でも、輸入申告の最終的な責任はすべて輸入者(荷主)に問われます。
実際の取引価格とINVOICEの価格の整合性を確認することが未然にアンダーバリューを防ぐ第一歩です。
税関では、過去の膨大なデータを管理するシステム(NACCS)を使って商品の適正な相場価格を監視しており、価格の異常や不自然な安さを瞬時に検知します。また、輸入時だけでなく、後日行われる税関の事後調査や税務調査において、海外送金記録やインボイス、通関書類などの整合性が照合されるため隠し通すことは不可能です。
弊社では輸入書類のご提出時にINVOICEに加えて送金明細での価格の整合性確認をお願いする場合がございますのでご了承ください。
名古屋営業所 小川