昨今はアリババなどのECサイトから海外から物品を個人輸入される方が増えております。

特に家具は多様なデザインで安価なものがあり、輸送や通関手続きの障壁があっても人気なのが頷けます。

そんな家具の中でもソファー輸入通関時の注意事項をご紹介します。

ソファーの購入時クッションがセット品としてついてくる場合があります。

一般的なソファーは木製・金属製フレームでも関税は無税品となりますが、クッションは自体は関税有税品となります。

税関HPには事前教示例として下記のように記載されております。

・「国内においてセットで販売する物品であるが、ある特定の必要性を満たすため又はある特定の活動を行うため、共に包装された産品又は製品に該当しない」

・「小売用のセットにした物品」とは認められない

上記記載はあくまであるある貨物に対する一例であり、記載内容も難しいですがひとまずクッションは基本的に関税有税品なる可能性が高いと理解して問題はないでしょう。

クッション購入の意図もなく、同一セットになっていた場合でもクッションが付属している場合は注意が必要です。

通関時のトラブルにならないようにあらかじめ付属品の有無、クッション付属の場合は数量やクッションの価格を購入元に確認し、通関業者へ連絡しましょう。

ECサイトで物品を注文し貨物が日本に到着したと連絡がきたがどうすればよいかわからない、通関業者を探している、そんな方はぜひとも弊社へ問い合わせください。

名古屋営業所　小川