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ドレージとは~ その現場、トレーラーは入れますか?

今回はコンテナ輸出入には欠かせないドレージついてお話します。
ドレージとは
主に海上コンテナを港から倉庫や工場などの陸上輸送拠点へ運ぶ、またはその逆の輸送工程を指します。コンテナから荷物を降ろさずに陸上輸送することを意味し、「ドレー」や「ドレー輸送」とも呼ばれます。
実は私も大型免許と牽引免許を持っているので未経験ながらトレーラーの運転自体は可能なのですが、やはり海上コンテナは死角も多く後退時はハンドルさばきが逆になるため、一般的な大型トラックよりも操作ははるかに難しいです。
今回はドライバー目線(とまではいきませんが。。。)で事前にコンテナが配送可否の確認のポイントをいくつかご紹介します。
・コンテナの配送先までの道程
走行するにあって大型通行禁止区域外で片側1車線以上であることが必要になってきます。
また配送時はコンテナの高さが最大約4.1mとなるため道中に障害になる跨線橋などに注意が必要です。
・作業場周辺・入口
作業場周辺は必ずしも片側1車線以上である必要はないものの目安として4m以上の道路幅が必要です。
また電柱や電線、入り口付近の駐車車両などの障害物の有無の確認も必要となります。
作業場内でドレージが転回できない場合はバックで進入になり、作業場の方の誘導が必須の場合もあります。
目安として詳しいコンテナサイズやシャーシサイズは下記リンクをご参照ください。
アイリティ名古屋営業所では通関と合わせて輸出入時ドレージ手配も承っております。
ドレージ配送、お見積りなどのご相談は弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください。
名古屋営業所 小川