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輸出できても輸入できない?

輸出できても輸入できない?

輸出は可能!でも・・・

今までワシントン条約バーゼル条約などで「輸出が禁じられているもの」のご紹介をしてきましたが、日本から「輸出可能」なものでも、国によって「輸入禁止」されているものがあります。

一例ですが、タイでは水たばこ、電子たばこなどの輸入が禁止されており、フィリピンでは古着や右ハンドルの車などの輸入が出来ません。

近年、日本では主流になってきている電子たばこがダメなの??と思われるかもしれませんが、タイでは電子たばこの所持自体が禁止されています。(喫煙者でタイへ旅行される方はお気をつけください)
禁止の理由としては健康被害の懸念、未成年者の喫煙防止、観光地のイメージ維持などがあるそうです。
国によって文化の違いがあって面白いですが、貿易や渡航の観点から色々と調べておく必要があります。

このため、日本からの輸出」自体は問題がなくても輸入先の国で「輸入」が出来ないということになります。

禁止されていないとしてもその国での承認が必要な「輸入規制」があることも・・・。輸出が可能かどうかだけでなく、「輸入禁止」もしくは「輸入規制」されていないかを確認しておいていただいた方がスムーズに進みます。

日本では何が禁止されているの?

日本でも輸入が禁止されているものがあります。例えば麻薬や覚せい剤などの薬物や、児童ポルノ、拳銃や小銃、機関銃などです。以前のブログで紹介した、知的財産侵害物品も輸入が禁止されています。児童ポルノは輸出も輸入も禁止されている国が多いですが、先日フランスへ向かう機内で男性が児童ポルノをタブレットで閲覧していたということで到着後に逮捕されたという事件がありました。

容疑は児童ポルノ画像の輸入・所持。

日本でも禁止されていますが、機内での閲覧でもこのような事態に発展してしまいます。日本では児童ポルノは輸出も禁止されているので、相手国へ届くことはありませんが、気をつけていただきたいと思います。

これは輸送先の国では輸入できるのかな?と不安に思われた際は事前にご相談ください。

大阪本社チーム