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まだまだある!確認事項 ~中古品(電気・電子機器)のお話~

まだまだある!確認事項 ~中古品(電気・電子機器)のお話~

先日の記事の続きです。
家電などの電気・電子機器の中古品の輸出には、確認することがさらに増えるのでしっかり押さえておきましょう!

3.製品情報

次の点が確認できる部分の写真を撮っておきましょう。家電であれば、これらの情報が記載されたラベルが貼られていると思います。

・メーカー
・型式
・製造年
・製造番号

4.動作確認

電気・電子機器などは、見た目はきれいでも、正常に動作しなければ再利用に適さないとみなされてしまい、バーゼル法等の規制対象とされてしまうことがあります。
そのため、外観の確認の他に通電や動作確認を行って、正常に動作することを確認しておきましょう。
動作している状態(ランプが点灯しているなど)の写真を撮っておくと尚良しです♪
動作確認ができたら、3.で確認した情報と併せて確認の結果を記録しておきましょう。

5.年式が古い場合

正常に動作する物でも、製造から長い年数が経過しているものは販売に適さないとみなされてしまうことがあります。その場合は、以下の点を輸出先の取引相手に確認しておきましょう

・輸入国において当該製品の中古市場があること
・輸入国において確実にリユース目的で販売されること

年式・外観に係る判断基準は、機器の種類ごとの目安が環境省ホームページに掲載されていますので、参考にしてみてください。

終わりに

このように、「中古品」というだけで確認する項目がぐんと増えるんです。
これ以外にも、物によってはワシントン条約安全保障関係法令などが関係することもありますので、輸出の際はくれぐれも慎重に準備をすることが重要です。

弊社ホームページ内の「中古品輸出に関するポイント・アドバイス」にも詳しい手順が掲載されていますので、ぜひ参考にしてみてください!

「準備が大変。。。」「判断が難しい・・・」という方のために、弊社では輸出時の準備のお手伝いをしております。お困りの際は弊社スタッフまでお気軽にお問い合わせください♪

名古屋営業所 柴田