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知ってました?~コンテナ番号の秘密~
国際物流に関わる人なら一度は見たことがあるコンテナ番号。
「ABCD1234567」のように4文字 + 7桁の数字で構成されています。
この番号の末尾にある1桁の数字。コンテナのドアを見るとこれだけ四角で囲われているんですが、
なぜだかわかりますか?

これ、チェックディジット(Check Digit) と呼ばれるもので、
コンテナ番号が正しいかどうかを数学的に検証するための“答え合わせ”の役割を持っています。
どう計算するの?
チェックディジットのルールは少し独特で、
アルファベットを数値化 → 重み付け → 合計 → 11 で割る → 余りがチェックディジット
という流れで計算します。
1) アルファベットを数値化する
A=10, B~K=12~21, L~U=23~32,V~Z=34~38といった具合に
A=10から始まり、ぞろ目の数字(11,22,33)をスキップした数字に置き換えます。
数字はそのまま後の計算に使用します。
2)位置ごとに「2のべき乗」を掛ける
左から順に以下の重みを掛けます。
一番左が2の0乗、右へ順に1乗、2乗・・・といった具合に
1, 2, 4, 8, 16, 32,64, 128, 256, 512
をそれぞれの数字にかけます。
3)2)の合計値を11で割り、余りを求める
この余りの数字こそがチェックディジットなのです。ただし、余りが10の場合は「0」になります。
「ABCD1234567」というコンテナ番号をこの計算に当てはめると・・・
A>10×1=10
B>12×2=24
C>13×4=52
D>14×8=112
1>1×16=16
2>2×32=64
3>3×64=192
4>4×128=512
5>5×256=1280
6>6×512=3072
合計=5334
5334÷11=484 余り:10
コンテナ番号の末尾が「7」に対してチェックディジットが「0」で一致しないので、「あれれ?おかしいぞ?コンテナ番号の入力間違ってない?」という形で間違いに気づくことができます。
なぜこんな複雑な計算をするの?
理由はシンプルで、 入力ミスを高確率で検出できるようにするためです。
現場では「入力ミス、転記ミス」などが頻発するため、
チェックディジットはコンテナ番号の正当性を瞬時に判断するための最後の砦と言えます。
1桁の誤り 、 桁の入れ替え 、手書きの転記ミス・・・
これらの多くはチェックディジットで弾かれます。
いちいち手計算するのはさすがに手間なので、計算式を組んでおいて自動計算でチェック、という形が現実的ですね。
ちなみに僕はこの業界に結構長くいるんですが、最近まで知りませんでした(汗)
名古屋営業所 柴田